掲示物をつくるとき、どんなデザインにしようか、どんな飾りをしようか毎回悩みます。
印刷したものをそのまま掲示するのでは味気ない・・・
毎月掲示物を変えるから雰囲気を変えたい・・・
タイトルを作るときのバリエーションがない・・・
わたしもいつもそうです。
そして、学校でよくあるのが、
目立たせたいけれど、モノクロ印刷しかできない・・・
という悩み。
それでも色々な方法で目立たせることは出来ます!
枠を使ったり、文字を切り抜いたり、画用紙などに貼ったり。
少し工夫するだけでも色々な掲示方法があります。
今回は、プリントアウトした文字を工夫して掲示する方法をいろいろ紹介してみます!
【台紙を工夫する】
まずはプリントアウトしたものをそのまま貼るのではなく、台紙に貼ってから掲示してみましょう。
*画用紙やカラーペーパーを使う
画用紙でもなんでもOKです。画用紙の方が色がハッキリしていて目立ちやすいかな。
クリーム色のカラーペーパーに貼ってみました。
(色紙はA4半分サイズ、フォントサイズ194)
*折り紙・デザインペーパーを使う
今は折り紙でも柄のあるものがたくさん売られています。
100円ショップにもたくさんありますね。
こういった紙を台紙にするのもオススメです。
【文字を切り抜く】
文字の周りが白いのがイヤ!というならば、切り抜いてしまいましょう。
*デザインナイフで切り抜く
普通のカッターナイフでは曲線や細かい部分が切りにくいので、デザインナイフを使うのをオススメします。
文字を切り抜いたらこんな感じ。
文字を切り抜くと、困ることがあります。
台紙に文字を貼るときにバランスや点の位置などが分からなくなってしまうこと。
この写真の場合だと、「お」や「ら」の点ですね。
気をつけないと、どっちの点が「お」か「ら」か分からなくなります。
ここで使うのが、切り抜き終わった白い紙!捨てないでね!!
貼りたい場所に白い紙を当てて、しるしをつけましょう。
そのしるしに合わせて、切り抜いた文字を貼るだけ。
これならキレイにバランスよく貼れます。
切り抜いた文字をクリーム色の紙に貼ってみました。
(色紙はA4半分サイズ、フォントサイズ194)
写真で見るとすごくキレイにできてますよね!
*あえて白い部分を残す
文字を細かく切り抜くなんてムリ!という人は、あえて白い部分を少し残すのもアリです。
白い部分を残して繋げたままにしておけば、文字のバランスをきにしないで済みます。
*ラミネート加工するのもアリ
切り抜いた文字を台紙には貼らずに、そのままラミネート加工してしまうのもいいでしょう。
【枠を工夫する① ~文全体か一文字ずつか~】
文字を囲う枠を変えることで、また雰囲気が違うものになります。
タイトル全体を囲むのか、それとも一文字ずつにするのか、それだけ。
*文全体を枠で囲うのがシンプルで簡単!
一番簡単でシンプルなやつですね。オーソドックス。
ワードなどでも作りやすく、一文が長くなってもつなげやすいのがメリットかな。
安定感がありますよね。
*一文字ずつにバラすと配置が自由になる
あまり長いものには使えませんが、一文字ずつに分けるのもよいですね。
分けることによって、配置が自由になります。
扇にしたり、文字間をくっつけたり離したり。
一文字ずつ、台紙の色を変えてカラフルにすることもできます。
(フォントサイズ162、白い円の直径7.5センチ、クリーム色の円の直径10センチ)
【枠を工夫する② ~形もいろいろ~】
枠で囲む、その枠の形もいろいろあります。
枠の形を変えてみるのもいいですよ。
*一文字ずつ円で囲うと
円、四角、ひし形あたりがオーソドックスですかね。
円だと優しい、柔らかい雰囲気。
四角だとキッチリした雰囲気に。
*モチーフを使うのもGood!
掲示物のテーマや季節、場所の雰囲気に合わせてモチーフを組み合わせるのもオススメです。
↓花
チェック柄の折り紙を12コに折り、花びらの形に切りました。
それを円に切った文字に重ねます。
↓あおむし
顔をつければカワイイあおむしに!
↓うんち
排便がテーマのときに。
私が過去に作った掲示物のタイトルや見出し部分を集めてみました!
参考にどうそぞ。
立体タバコに切り抜いた文字を貼ってあります。
この時の全体はこんな感じ。
一文字ずつ円で。
中の文字もあえて白抜きにして、保健委員の子どもたちに色塗りをしてもらいました。
四角の枠ver.
ワードの表機能を使ってつくりました。
文字の切り抜き、白残しver.
春の掲示物。これも一文字ずつ円。
掲示物のタイトルや見出しなどの飾り方を紹介しましたが、いかがでしたか?
わたしの過去の掲示物も出してみましたが、こうしてみると“一文字ずつ円にする”が好きですねぇ、わたし。
やはり、かわいらしい雰囲気のものが好きだから・・・でしょうか。
色々な方法がありますが、一つの掲示板の中で2種類ほど組合わて使うのも良いかもしれません。
ただ、多用しすぎるとどれが大事なところなのか分からなくなってしまうので注意が必要です。
カラープリンターは高いからなかなか使えない・・・というのは、学校だとよくある場面ですよね。
でも、今回の方法ならモノクロでも工夫次第で出来ます。
気になったモノがあれば、ぜひ真似して作ってみてください!