養護教諭は意外と保健室にいない
今回紹介するのは、養護教諭の所在表です。
所在表はその名の通り。
養護教諭がどこにいるのかを明らかにしておく掲示物です。
養護教諭は、保健室で暇そうにしているイメージがあると言われますよね。
(まったくもって心外ですが。暇そうに見せているのに!)
でも、保健室にいないことも案外多いもの。
校内を見回っていたり。
職員室で仕事をしていたり。
教室に呼ばれて対応していたり。
そして、子どもたち(または他の先生)は、いつ来室するのか分かりません。
保健室に来たのに、保健室の先生がどこにいるのか分からない・・・では来室した人が困ります。
そこで活躍するのが所在表!
これは、手作りしている先生も多いです。
インスタでもよく見かけます。
色々な作り方があるな~ってついつい見てしまいます。
私は、ろう学校と小学校で勤務していたので、そこで使っていた2種類の所在表を紹介しますね。
所在表は3タイプ!
まずは、所在表について少し。
検索すると色々なタイプの所在表がありますが、私は3つのタイプに分けられると考えます。
円盤、リスト、カードの3つです。
★円盤タイプ
中に円盤があって、それをくるくると回すタイプ。
目移りせず、シンプルで分かりやすいのが特徴です。
円盤のスペースが限られていて、書ける数が少ないのがデメリット。
★リストタイプ
ボードに場所などが一覧になっているリストタイプ。
マグネットやマジックテープで張り替えて使います。
一覧になっているので見やすく、変える手間も少ないです。
私は小学校で使っていたのはこのタイプでした。
私は文字メインで、イラストが補助で作りましたが、イラストメインに作るのもいいと思います!
学校の地図のようにするのも分かりやすいですね。
★カードタイプ
それぞれ場所別にカードがあり、張り替えるカードタイプ。
あとからカードを作って、追加することもできるのが良いところ。
目移りしないで、シンプルで分かりやすいのは、円盤タイプと同じです。
ろう学校で使っていたのは、カードタイプでした。
貼り替え用カードの写真しか残ってなかったー。
こういうカードをボードに貼っておくんですね。
ボードはこんなイメージでしょうか。
私が調べた感じでは、3つのタイプでした。
他のタイプが見つかったらまた追加するかも。
リスト、カードの作り方
リストタイプとカードタイプの作り方を簡単に載せておきます。
何かの参考になれば。
【リストタイプの作り方】
1.ボードに載せる場所のリストを考えましょう
保健室や職員室、運動場はもちろん、委員会などでよく使う教室もあると便利です。
子どもを病院に連れていったり、出張でいなかったり、ということもあるので、そういったこともあるといいです。
ぜひ入れて欲しいのが「白紙」の枠です。なんにでも使えるので、ひとつ入れておきましょう。
2.ホワイトボードを準備しましょう
上の写真のホワイトボードはB4サイズです。
個人的には、A4サイズが作りやすく、見やすく、掲示しやすい大きさだと思います。
掲示するスペースのことを考えた上で、好きなサイズを選んでください。
3,PC等でリストを作ってプリントアウトする
ホワイトボードに合わせて作りましょう。
私は、間違えて大きく作ってプリントアウトしてしまい、帳尻をあわせるのが大変でした。。。
4.プリントアウトしたものをラミネート加工する
ラミネート加工することで、耐久性が上がります。
あと、ホワイトボードマーカーで書いて消すことも出来ます。
5.ラミネート加工したものをホワイトボードに貼る
両面テープで、ホワイトボードに貼ります。
6.しるしになるマグネットをつける
枠と同じ大きさくらいのマグネットがいいでしょう。
私は、大好きなカエルでした。ガチャガチャでゲットしたものです。
【カードタイプのカードの作り方】
1.PCでカードの元を作る
コレを作った時は確か、エクセルで作っていました。
同じ大きさのものをたくさんだったので。今ならパワポで作るかな~
作りたい大きさよりも2cmほど大きく作りましょう。
2.硬めのプラカードなどベースになるものと、マグネットを用意する
3.1で作ったものをプリントアウトしてカードに貼る
両面テープでカードに貼ります。はみ出た部分は後ろに折り返して、テープで留めておきます。
カドは破れやすいので、透明なテープで補強しておくのをオススメします。
4.カードの裏面にマグネットをつける
いま、この記事を書きながら思いついたことなんですが・・・。
100円ショップにも売っている硬質のカードケースを使ったら、簡単じゃないかな?って。
ハードタイプなら丈夫だし、プリントアウトした紙を中に入れるだけ。
あとはマグネットをつければOK!
イメージだけだから、実際に作ってみたら分からないけれど。
誰か作ってないかなぁ?
作ってたらぜひ教えてください。
こんな風にふと思いつくことがよくあるのです。
大事なのは、その思いつきをメモしておくこと。やってみること。
やってみないと良いか悪いか分からないものね。